7/26天理練成会 護身術について
子供の部の練習
練習内容
柔軟体操
受け身
突きの練習
杖術
突き流し
突き流し~後ろ突き~打ち込み
パリング
蹴りの防御
スパーリング
突きの練習
強い突きの連打の練習をしました。
連打になると
ついつい体勢が崩れたり
慌てて突こうとして
弱い突きになってしまいがちなので
強い突きを続けるための
身体の使い方を練習しました。
杖術
少し前に練習していた
突き流しの復習と
さらにそこから
連打する練習をしました。
かなり複雑な動きをしますが
くじけずに
最後まで良く練習できていました。
大人の部の練習
杖術
水車
裏車(2種類)
跳ね上げ
跳ね上げ~巴打ち込み
手解き
合気捕り
パリング
スパーリング
裏車
・裏車~打ち込みと
・裏車~上払い~突き
2種類を練習しました。
この2種類の動きの違いは
杖を身体の裏を通した後の
杖の掴み方です。
杖を掴んだ形から
素直に
動きやすい動きをすることで
違いが出ます。
・打ち込みに変化するときの注意点は
杖の重みをしっかりと利用して
手首を使わないように杖を誘導し
杖に無理な変化を
加えないことです。
・上払い~突きの注意点は
相手からすると
突然下から杖が現れるように
意識します。
そのためには身体で杖を隠し
杖の長さを
相手に感じさせない瞬間を作ります。
相手の視界から
杖がほとんど消えたところから
突然下から現れることで
相手の反応が鈍り
次に繰り出す
突きがより有効に作用します。
生徒さんからの質問で
護身術について
考える機会があったので
少し書いてみます。
護身術とはそもそも何なのか?
身を護るための技術だとしたら
何から身を護るのか?
街でヤカラに絡まれた時に
身を護れるのか?
もしテレビで見るような
あおり運転にあってしまって
その相手から暴力を受けた時に
身を護ることが出来るのか?
刃物を振り回している
おかしくなってしまっている人に
出会ってしまったときに
身を護れるのか?
強盗に入られた時に
強盗を倒してしまえるのか?
車で暴走するような人に
道端で追い掛け回された時に
身を護れるのか?
アメリカで起きるような
銃の乱射事件に巻き込まれた時に
身を護れるのか?
色々な場面を想像した時に
想像だけなのに
緊張してしまうと思います。
想像だけなのに
緊張してしまう場面に
本当に出くわしてしまったら
どれだけ緊張してしまうでしょう?
それぞれの場面を想像して
身を護るための訓練をしようとしたら
どれだけの種類の訓練をしても
まだまだ足りないはずです。
いくらでも場面設定はあり、
おかしな人は
世の中に沢山います。
なので色々な場面の訓練を
繰り返し行い
その場面が来ても
落ち着いて
対処できるようにしておこうとしたら
いくら時間があっても足りない量の訓練が
必要になってきます。
仮に
ここまでに挙げた例を少し変えて
街で弱そうな
ヤカラ風の格好をした人に絡まれた時。
あおり運転をしている人が
今にも倒れそうなお爺さんだったら。
振り回している刃物が
実はゴム製だったら。
強盗に入ってきたのが
いかにも弱そうな人で
武器もおもちゃだったら。
車で暴走していても
次に動く方向がわかってしまったら。
銃を乱射していても
射撃の方向が解ってしまったら。
この中でもまだ怖いものも有りますが
最初に挙げた例よりは
かなり緊張が減り
対処できるようになると思います。
本来対処できるはずのことでも
不安と緊張があることで
本来の自分なら
対処できることでも
より難しく感じ取ってしまう事になります。
簡単に設定した状況でも
こちら側に不安や緊張があると
最初に設定した状況の
自分の状態になってしまいます。
刃物を持って襲ってくる人の前で
冷静で緊張しない人は
そんなにいないはずですが
緊張を少しでも弱めることが出来れば
対処できる確率は確実に上がります。
護身術とは
その場面その場面にあった練習も大切ですが
どんな状況にあっても
少しでも緊張を和らげることが
一番の目的です。
本来の自分でさえあれば
乗り切ることが出来ることは
確実に乗り越えることが出来るようになり
さらに
その本来の自分を底上げしていくことが
本当の護身術なのだと思います。
これさえ覚えておけば
どんな状況でも大丈夫と伝えて
安心してもらえればいいのですが
残念ながら
なかなかそうはいきません。
身体の使い方を楽しく学びながら
身体を柔らかく使い
身体を柔らかく使う事を訓練することで
頭と精神も柔らかく使う事が出来るように
ニコニコと練習していけたらと
思います。
最新記事
すべて表示子供の部 柔軟体操 受け身 手解き 合気捕り 合気落とし 合気落とし~巻き小手 関節の攻め方 ミット練習 突き 足刀 回し蹴り スパーリング 少し集中が乱れていたので 柔術技と打撃技で組み分けをして やりたい方の練習をしてもらいました。 自分がしたいといってする練習は...
子供の部 柔軟体操 受け身 手解き 合気捕り 合気落とし ミット練習 ローキック ストレート スパーリング ミット練習は打撃の強さより フォームを奇麗にすることに 気を付けて練習しました。 フォームに気を付けると 窮屈な感じがしてしまい...
コメント