7/28奈良練成会 杖術（突き流し・打ち込み）

子供の部の練習

練習内容

柔軟体操

グループ練習（型）

型のグループ練習をしました。

1年生の子たちは

A先生

3年生の子たちは

T先生

5年生の子たちは

U先生と私が教えました。

1年生の子たちは

表の型を覚えるのを目標に

練習しました。

3年生の子たちは

表と裏の型を覚えるのを目標に

練習しました。

5年生の子たちは

表の型の

分解動作を練習しました。

練習の最後にグループごとに

練習の成果を見せてもらいました。

全員練習の最初より

上手に出来るようになっていました。

練習お疲れさまでした！！

大人の部の練習

練習内容

柔軟体操

手解き・合気捕り

諸手解き

諸手手解き

諸手手解き～技

杖術

　・突き流し

　・突き流し～後方突き～打ち込み

　・寄せ車

　・打ち込み

　・打ち込み～切り返し

手解き～技

最近よくする練習方ですが

手解きや合気捕りは

ただ相手に掴まれた腕を

振りほどくための

技ではありません

次の技を

有効な技にするための

大切な技術です。

相手の手が

振り払えて終わりではなく

次の技を

考え続けるようにして下さい。

すべての練習に言えることですが

脱力が大切です。

しっかりと全身を脱力させて

自分の身体の動きたい方向を

感じ取るようにして下さい。

杖術

・突き流し

突きをした後に

杖の重さを利用して

杖の前後を入れ替え

後方を突いたり

前方を突くための技です。

まずはしっかりと

手順を覚えてください。

手順を覚えたら

次に気を付けるのは

杖の前後を入れ替えるときに

片手で操作するのではなく

出来るだけ

両手が杖に作用し続けるように

気を付けてください。

まずはゆっくりと

両手を杖に作用させながら

滑らかに動くことを

心がけてください。

両手で滑らかに

操作できるようになってきたら

次は早く動く練習をします。

早く動くためには

手を意識して早く動くのではなく

足を素早く動かす意識をしてください。

手がある程度動きを覚えてしまい

滑らかに動かすことが

出来るようになっていると

足を素早く動かすことで

上半身はついてきて

勝手に速い動作になってしまいます。

・寄せ車

身体の側面で

両手を使い

杖を1回転させる技です。

相手の目をごまかし

フェイントのような

効果が有ります。

この技も初めのうちは

慌てずにゆっくりとしてください。

ゆっくり動かしているうちに

杖の重さを

手で感じることが

出来るようになります。

杖の重さを

感じることが出来てきたら

次はその杖の重さを使って

回転させるようにしていくと

スムーズに

杖をさばけるようになります。

・打ち込み

腕の力で打つのではなく

身体全体で打つ練習をしました。

身体全体というと

難しく感じるかもしれませんが

足を前後に入れ替えるだけで

身体は180度入れ替わります。

身体が180度入れ替わることで

身体全体が使えているという事です。

最後に

目標に当たる瞬間に

しっかりと膝を沈ませることで

体重を切っ先に

乗せることが出来ます。

・打ち込み～切り返し

打ち込みで

180度入れ替えた身体を

もう一度反対側に

180度入れ替えることで

反対の全身運動が生まれます。

打ちおろした切っ先を

上に打ち上げながら

身体を入れ替えることで

打ち下ろし打ち上げを

素早く連打できます。

この時に慌てて

腕で振り回すようなことをしてしまうと

杖に腕がもっていかれてしまい

思うように扱うことが

出来なくなってしまいます。

腕は最小限の動きだけをして

足と身体に仕事をしてもらいます。