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9/8奈良練成会 軸を意識する練習

takeshi

子供の部の練習

練習内容

柔軟体操

型練習(表・裏)

ミット練習

 突き

 後ろ廻し蹴り



練習の前半に

武術を練習するときの

心構えの話しをしました。


武術を練習している人が

ふざけて友達を叩いたり

蹴ったりしていることは

包丁を振り回しながら

走り回っているのと同じことです。

そんな感じの話をしました。

初めのうちは

たとえ話が唐突だったので

笑いながら聞いている子もいましたが

最後は真面目に

みんな聞いてくれていました。

自分の身体が

凶器になってしまうか

素晴らしい道具になるかは

それを持っている人の

心がけ一つで

簡単に変わります。

なかなか伝えるのが難しいことですが

しつこく伝えていきたいと思います。



大人の部の練習

練習内容

柔軟体操

手解き・合気捕り(足運び)

木の葉返し①

打ち込み捕り~投げ

袖捕り

ミット練習

 前蹴り

 廻し蹴り

 後ろ廻し蹴り

 コンビネーション

パリング

スパーリング


手解き・合気捕り(足運び)

体験の方はには

基本の手解き・合気捕りを

してもらいました。

慣れてくると

もう少し違う掛け方をしますが

まずは相手に掴まれた腕の中に

動かない一点を作り

そこを中心に

指先と肘を動かします。

動かない一点を作り出すためには

その場に立ったままで

上半身を動かすだけになると

体勢が崩れてしまうので

上半身が仕事をしやすい位置に

足を運んでいく必要があります。

初めのうちは悩みながら

足を少しづつ動かして

腕を動かしやすい位置を探してください。

慣れてくると

ある程度簡単に

足の位置を決めることが

出来るようになります。

足運びというと

少し難しい事のように思うかもしれませんが

身体を楽に使う事が出来るところに

身体を持って行くことが

足運びです。

居心地のいい場所を探してください。


木の葉返し①

基本の木の葉返しをしました。

技には色々な種類が有りますが

技の根本的な理屈は

大きく分けて

2つの原理しかありません。

その技の原理を学ぶために

色々な技があります。

習った技をそのまま実戦で使う事は

ほとんどありません。

原理が身に着くことで

色々な状況に合わせて

その原理を使います。

色々な状況に合わせて

技を創ろうとすれば

とんでもない数の技を覚え

状況に応じて

その技を選ぶ必要が出てきます。

まず、出来ません。

習った技を

実戦でそのまま使えるとは

思わないようにして下さい。


打ち込み捕り~投げ

月曜日のブログにも書きましたが

名前が決まっていない技です。

この技の原理は

木の葉返しとは逆の原理の技です。

木の葉返しは

手首を使い相手の肩を

外方向にくずします。

この技は

相手の腕を使い肩を内側に崩します。

崩した後の投げは

木の葉返しでは

相手の手首や前腕を

真下に落とすことで

相手を投げます。

この技は

相手の身体を反対方向に

開くことで投げます(落とします)。

崩すところまでが技の原理です。

崩した後の

投げ方・落とし方は臨機応変です。

崩れてしまった相手を投げることは

簡単な事なので

その先は技ではありません。

崩すまでが技です。


袖捕り

相手に袖や腕を掴まれた時の

固め技です。

これも木の葉返しとは

反対の理屈の技です。

相手の肩を内側に崩します。

この技は投げ技ではありませんが

これも崩すまでが技です。

崩れてしまった相手を

固めるのは簡単な作業になります。

簡単とは言ってますが

簡単に出来るようになるためには

慣れが必要なので

頑張って慣れてください。


ミット練習(後ろ廻し蹴り)

以前も書きましたが

後ろ廻し蹴りは

実戦的な練習と言うよりは

身体のコントロールの練習のために

練習してもらっています。

この蹴りを上手く蹴るためには

軸をしっかりと使う事が大切になります。

慌てて蹴ろうとせずに

1つの動作をするごとに

軸を意識して

ゆっくりと丁寧に動いてください

回転を伴う動きが

ゆっくりと出来るという事は

身体が上手く扱えているという事です

勢いがないと

回転できない・上手くできないという状態は

ごまかして動いている動きになります。

焦らずにゆっくりと回転して

ゆっくりと蹴りを当ててください。

軸を意識して

コントロールできるようになることで

身体の中心を

使うことが出来るようになります。

身体の中心を

使うことが出来るようになると

身体を全体として

使うことが出来るようになります。

身体全体という大きなものを使うために

軸・身体の中心という少し小さい部分を

意識できることが大切です。


蹴りのコンビネーション

後ろ廻しで身に着けた軸があることで

コンビネーションを

比較的楽に続けることが

出来るようになります。

軸がぶれないように常に意識して

枝葉の部分(足)を使います。

蹴りをする突きをするとなると

どうしても手・足に意識が集まり

中心がおろそかになります。

手・足は枝葉です。

幹部分(身体の中心)を

大切にしてください。








 
 
 

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