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takeshi

2月3日 天理練成会の練習

練習内容

柔軟体操→木の葉返し→合気捕り→

手鏡→変形推手→ミット練習


今回の練習は全て

抜き合気を使う練習でした。


抜き合気は

相手と接触した時に

自分の存在を

相手に感じさせにくくすることで

相手の反応を鈍らせて

技や攻撃を

成立させやすくするための技法です。


相手に掴まれた時には

出来るだけ力を抜き

相手の手の中で

こちら側を感じにくくさせるために

掴まれている接触面を

出来るだけ緩めて

相手が触れているどの面にも

同じ圧力がかかるようにします。

そうすることで掴んでいる相手は

手のひらの触覚で

こちらを感じにくくなり

見失っている状態になります。

この状態を作ることで

技の始まりを

相手は感じる事が出来なくなり

最初の反応が遅れ

技を楽に掛けることが

出来るようになります。



打撃戦をしている時は

力みを無くし

動きの角をとることで

相手はこちらを感じにくくなります。

なぜ相手が感じにくくなるかというと

目は動きのあるものを

反射的にとらえるという

生理的な機能があるために

静から動に移るものに

引き寄せられます。

動きに角が出来てしまうと

静と動を繰り返すことになり

その都度相手の目は

こちらを反射的に

とらえることが出来てしまいます。

動きを滑らかな曲線で繋ぐことで

急激な静と動を無くし

相手の目がこちらを

反射的に捉えることを防ぐことで

相手はこちらの動きを感じにくくなり

反応が鈍ります。

逆に、

わざと静と動をおりまぜることで

相手の反応を引き出し

フェイントに使うというテクニックは

もちろんあります。

目的に応じて

自分の動きを使い分けて

練習してください。




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