3月9日天理練成会の練習
今回の練習は残念ながら
Hさんが休みでしたが
平城練成会からKさんと
かなり久し振りにYさんが
参加してくれて
賑やかな練習になりました。
練習内容
杖術→杖術乱取り→スパーリング→
手解き→合気捕り→手鏡→
木の葉返し→ミット練習
杖術は武器を扱うというよりは
「手の形が変わった」ぐらいの気持で
使うことが出来ると良いです。
武器を持って
武器を使うという気持ちに
なってしまうと
武器に自分の気持が
集中しすぎて
それにこだわりを持ってしまいます。
こだわりを持ってしまうという事は
全体が見えなくなったり
感じる事が出来なくなったりしてしまいます。
そうなってしまうと
武器という有利が
逆に不利になってしまいます。
有利な状態とは
武器もあり
手足もあり
頭もあり
肘もあり
膝もあり
相手の繰り出してくるもの全てが
脅威であるという事です。
しかし、
武器にこだわって集中してしまうと
脅威は武器だけになってしまい
防御をするべき対象が
1つしかない状態になってしまいます。
これでは武器を持った方が
不利になります。
この状態に
陥らないようにするためには
武器を手になじませる必要があります。
武器が手になじむことで
武器を気にすることなく
手の延長として
使うことが出来るようになります。
そのために
水車という
杖を身体の周りで
グルグル回す練習をして
手に杖をなじませます。
ミット練習は突きも蹴りも
水の身体の使い方を意識しての
練習になりました。
突きを打つ場合の身体の使い方は
鞭・槍・水の
3種類練習していますが
一番自分の身体に負担がなく
相手に気配を察知させにくく
ダメージが身体の芯まで響くのが
水の身体の使い方で出す攻撃です。
水の身体の使い方とは
力みが身体になく
(身体の中に筋肉の緊張で出来る
スジのような感覚)
程よい弾力がある状態で
よどみなく動くことです。
(最近はコンニャクの身体の使い方とも言ってます。)
この身体の使い方は
全ての動きの中で
使えるようになりたい使い方です。
必要な筋肉を必要なだけ使い
拮抗筋を出来るだけ
使わないようにすることで
動きの気配を消し
居着きを無くし
自分の力を相手に
無駄なく伝えることが出来ます。
大事なことは
力みを無くし
リラックスして動くという事です。
「こうしてやろう」「ああしてやろう」
という気持ちを持って動くことが
自分を緊張させてしまいます。
「失敗してもいいや」「楽しもう」
という気持ちで練習してください。
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