2月28日裏蹴り 木の葉返し ヘッドロックの外し方
28日大人の部の練習は
準備体操→受け身→
蹴り→木の葉返し→寝技
でした。
蹴りはまず、
待ち蹴りの練習からでした。
待ち蹴りとは前蹴りで
カウンターをとる蹴りです。
この蹴りの注意点は、
蹴りが
軽くなってしまわないようにすること。
しっかり軸足で蹴り足を支えて
相手の前進をしっかりと
止めることが大事です。
しかし、
ここで気を付けないといけないことは、
この時に蹴りが
相手を押すだけの
蹴りになってしまわないように
しなければいけません。
しっかりと相手を突き抜けるような
(パンチで段ボールに
穴をあけるイメージ)
蹴り方をしながら、
相手の前進を止める
という事が大事です。
続いてNさんが命名した
裏蹴りでした。
昔から使っていた蹴りですが
名前を知らないので
急遽名前を付けてもらいました。
この蹴りは膝から先を
しっかりと走らせるのが大事です。
今までと全く違う蹴りなので
戸惑うと思いますが、
覚えるとすごく使い勝手の良い
蹴りなので頑張って練習してください。
木の葉返しは①②③でした。
一番の基本は①です。
まずゆっくりと最小限の力で
相手の手首を責めることで
前腕部の2本の骨
(橈骨・尺骨)を捻じらせることで
相手の肘を曲げさせて
肩を捻じり落としていくイメージです。
大事なのは最小限の力で
練習することです。
最小限の力で練習することで
手のひらから
相手の力の方向や
技の効きやすい方向が
伝わってきます。
力を抜いて
技をかけるという事は
なかなか難しく
きっちりと方向が極まっていないと
技がかからないので、
ついつい力を入れて
腕力でごまかして
技をかけてしまいます。
このような練習をしていると、
ある程度までは技が
身についたように
傍からは見えますが、
本当の意味で技を
身に着けることはできません。
技がかからないストレスと
戦う必要があります。
くじけずに①を練習することで
②③の習得も可能となってきます。
木の葉返し②は
①で覚えた手首・肘・肩の
連動を相手が殴り掛かってきて
固まっている瞬間を狙って
極めてしまい
手首というよりは肩にだけ
技をかけて相手を肩から落とします。
この技は相手が
殴り掛かってくる状態で
練習しますが
相手の突きのレベルが
上がってくるとなかなか
掛けることは難しくなります。
ただこの練習は突きに対する
練習という意味だけではなく、
相手の固まる瞬間をとらえる
練習という意識で練習してください。
相手と組み合ったときなど
普通に投げるよりも
相手の固まった瞬間を狙ったり、
手首・肘・肩の連動を狙ったり、
相手の重心のコントロールを
意識することでより有利に
相手を投げることができます。
一つの技を習ったときにそれを
一つの技としてとらえるのではなく、
相手の身体を
コントロールするという意識が大事です。
木の葉返し③は
ちょっと長くなってきたので、
また次の機会に持ち越します。
寝技では
ヘッドロックの外し方の復習と
手のひらの向きによって
身体
練習でした。
普段の手のひらの向きと
反対に手のひらを使うだけで、
屈筋優位の身体の使い方から
伸筋優位な身体の使い方ができます。
あまり普段使わない使い方なので
違和感がありますが、
慣れると体が楽に
使えるようになってきます。