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tanimura

3月7日打撃の吸収 後攻捕り 合気捕り


3月7日大人の部の練習は

柔軟体操→受け身→型練習

→ミット打ち→打撃の吸収

→合気捕り→後攻捕りでした。

ミット打ちでは、型でする打撃の練習。

肘打ち・手刀・突き・手刀打ち下ろし

をしました。

肘打ちは相手の顎に打撃を入れる場合、

顎のラインに対して

垂直に入れて反対側の後頭部に

衝撃が抜けるように意識するか、

顎先に当てて脳を揺らすようにするかの

2種類ありますが今回は

ラインに対して垂直に当てる練習をしました。

この当て方の角度は上向きになるので

重心が浮いてしまわないように

打つのが大事です。

つま先に体重が乗ってしまわないように、

足裏全体で立ちながら肘先を走らせる

イメージで顎のラインを

打ち抜くように練習します。

手刀は首を狙う手刀の練習をしましたが、

この場合も首のライン

(喉ぼとけと首の真横を結んだライン)

に対して垂直に当てるのが大事です。

正面に対して概ね45度の角度をつけて

打ち込む意識をすることで

首のラインに対して垂直に

手刀があたります。

そうすることで頸動脈が圧迫され

一瞬脳に送られる動脈が

途切れることとなり

古武道の教えの中では

相手が失神するとされています。

ちなみにこれは試したことはありません!

突きの練習は

鞭の使い方をしつつ

相手にあたる瞬間に

槍の身体使いをすることで

素早く突きを相手に当てつつ

利かすという練習でした。

かなり高等な身体の

使い方になります。

2つを同時に練習するのは

かなり難しいのですが、

まず鞭の練習をして

素早いパンチ打つ練習をする。

次はパンチの

インパクトの瞬間の位置から始めて、

足と肩をしっかり使って

拳を押し込む練習をする。

この2段階の練習をすることで、

結構簡単に練習できると思います。

手刀打ち下ろしは、

まずは力みを無くすこと

力みがなくなったら、意識して

上腕三頭筋と広背筋、(体の裏側)を

使うようにします。

剣道経験者や居合経験者の人は

刀を振り下ろすイメージで

野球経験者なら

ボールを投げるイメージで、

手刀を打ち下ろせば間違いありません。

指の風切り音が聞こえるのが

最低条件だと思ってください。

打撃の吸収は

今回は手のひらでしましたが

身体全体でできる技です。

一人ではなかなか練習できないので、

練習日にしっかりと

練習して帰ってください。

この練習も脱力が大事で

相手の攻撃に対して

力みで受けるのではなく、

必要最低限の力で受けて

相手の攻撃に密着することで

を吸収します。

プロボクサーなどが、

パンチを受けた時に

顔でパンチをいなしたりしているのと

同じテクニックです。

顔では練習できないので

手のひらや腕・足などで練習します。

体のいろんなパーツで練習していると、

練習していないパーツでも

意外とできるようになります。

手のひらや腕・脛

結構いたくなりますが

顔面よりはましです。

我慢して練習してください。

合気捕りでは

相手が両手で力いっぱい下に

押し込むような持ち方をしてきても

手を挙げる練習でした。

この場合も脱力が大事です。

ここで脱力といっても

力を抜きすぎて

引きずり倒されたら

意味がありません。

まっすぐ立つために

必要最低限の力は

使う必要があります。

骨で身体を支えつつ

筋肉も少し使います。

どれだけ相手が下方向に引っ張っても

人間の力で

肩や肘が抜けるようなことは

そうそうありません。

ですから関節や骨に

ほとんどの仕事を任せてしまえれば、

筋肉の仕事は少なくて済みます。

筋肉の仕事を減らすことができれば

筋肉の中のセンサーが働きやすくなり、

そのセンサーが動くべき方向を

教えてくれるようになります。

もし、

関節を引き抜けるような

怪物のような人間を

相手にしなければならない時には

ダッシュで逃げてください!

後攻捕りは

相手が後ろから

首を絞めてきた場合の練習ですが、

相手が自分より軽いか

同じぐらいの体重だと

前に投げれますが、

この場合も相手が首から離れなければ

グランドでバックをとられる

形になってしまいます。

さらに自分より重い相手に

後ろに回られた時は

簡単には投げることが出来ません。

ですから腕や首の力で

投げるのではなく

背中全体でなげます。

相手のお腹や胸に密着して

背中全体で相手を斜め前に

誘い出すイメージで投げます。

最初は真横に回転して

相手を前に誘導するような動きを練習して、

相手がある程度前に

誘導できるようになったら

少しずつ斜めに回るようにしていきます。

ただ気を付けるのは

まっすぐ前には絶対に投げてはいけません。

柔道のような投げ方は

しっかり足腰も上半身も鍛えこんだ人が

投げる投げ方です。

力のない人は身体全体でごまかしながら、

相手を前に誘導するのが無難です。

今回の練習は

かなり技術的なところを、

しっかりと練習したので

先週に引き続き

皆さんお楽しみのスパーリングが

できませんでした。

来週はできるだけ

スパーリングができるような

流れにしようと思います。

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