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tanimura

3月14日 今までの復習


今回の大人の部の練習は

体験でI さんという方が

郡山から参加してくれました。

ボクシングの経験者とあって

綺麗な突きをされていました。

初めての方もおられたので、

今までしてきたことを

復習するような形で色々やってみました。

練習内容は

準備体操→受け身→型

→ミット打ち→手解き→

逆小手→手鏡→横面打ち捕り

→スパーリングでした。

ミット打ちでは

3種類の突きをすべてしました。

2月14日の突き・寝技の練習の

記事を参考にしてください。

全体的にまだ力みが

多いように思います。

力みが出るとどうしても

肩が上がってしまい

広背筋の力が使えなくなってしまい、

身体と腕・拳が

ばらばらになってしまいます。

力みを無くし

肩が下がるように気を付けてください。

手解きは

腕力に頼りがちになってしまいますが、

テコの原理で外す意識が大事です。

相手と自分の手の中にしっかりと

1点を作り出し、

そこを中心に

肘と指先を回転させるように

意識してください。

腕力を使わずに

技を使うことで体中のセンサーが働き

動かすべき方向が

自分の身体に伝わってきます。

焦らず、

技が掛からなくてもよいと思うぐらいの

気持ちで練習してみてください。

テコを使った手解きが出来るようになると、

今度はテコを使わずに

相手の手の中を

ヌルっと抜けていくような

手解きを練習しますが、

今回はその練習はしませんでした。

また近々したいと思います。

逆小手とは、

手解きの延長で、

逆の手でつかまれた時に

外しそのまま関節を極める

少林寺拳法の技です。

この技のコツは

できるだけ身体の近くで

技をはじめ技を終わるということです。

へそあたりで技をかけることを

心がけてください。

身体から離れてしまうと

腕力勝負になり

腕力のある人には

掛からなくなってしまいます。

相手の腕1本と

自分の身体全体で

勝負するつもりで技を掛けます。

手鏡は、

合気捕りをきちんとかけてから

技を始めるのが大事です。

合気捕りをかけることで

相手の重心を崩し握力を奪い、

技に掛かりやすい状況を作ります。

そこから相手の腕1本と

自分の腕2本の戦いに持ち込みます。

重心が崩れて握力が弱まっている人の

腕1本に対して、

重心が安定している人の腕2本で

技を掛けるのですから

腕力はあまり必要ではありません。

木の葉返しに①②③があるように

手鏡にも①②③があります。

①はテコの原理のみで掛ける。

②は①で覚えた手首・肘・肩の

連動を使い相手の重心を落とす。

③は相手に技がばれて

踏ん張られた時に

抜き合気で技を掛ける。です。

特に③が

古武道の肝になりますが

脱力をしっかりと練習して

相手の力の流れが

手のひらや身体全体で

感じれるようになるとできる技です。

常に練習中は脱力を心がけてください。

横面打ち捕りは

真下に相手を落とすことが大事です。

相手を引っ張ってしまうと

相手の足が前に出て

踏ん張ってしまいます。

しかし、

自分が結構動かなければならない技なので、

動いてる間に、

知らず知らず、

ついつい相手を引っ張ってしまいがちです。

相手を真下に落とす技なのですが、

むしろ相手を前に

放り投げるぐらいの気持ちで

掛けてみてください。

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