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tanimura

4月4日分解動作 木の葉返し① 襟捕り


4月4日の大人の部の練習は

体験練習に

空手・柔道経験者のYさんが

参加してくれました。

ホームページの印象を聞いてみると、

結構ゴリゴリのイメージを受けたと

いわれてしまいました( ̄▽ ̄;) 

ソフトな護身術・古武道の

練習会のつもりでやっているので、

皆さんお気軽におこし下さいm(__)m 

練習内容は

柔軟体操→型→型の分解動作→

手解き→合気捕り→

木の葉返し①→袖捕り→

襟捕り→スパーリングでした。

型の分解動作は

Y野さんのリクエストで

参考にしてください。

分解動作で気を付けるところは、

慣れるまでは仕方がないのですが、

動きを途切れさせないこと。

これが一番大事です。

動きが滑らかな曲線でつながることで、

相手の脳の処理速度が

追いつくことが出来ず、

技が掛かります。

これにはスピードは

あまり関係ありません。

ゆっくりでも動きが止まらずに

滑らかに動き続けることで

技は掛かり、

素早くても直線的な動きで、

動きに角が出来てしまうと

相手の脳が追いついてきてしまい

技は掛かりにくくなってしまいます。

そして曲線で滑らかに動くためには、

身体に力みがあってはいけません。

必要最低限の力で身体を制御し

滑らかに動くようにしてください。

そのためには

何度も同じ技を練習し

身体に動きを

染みつかせる必要があります。

手解きは最初のうちは

手の中に一つ支点を作り

その点が動かないように掛けると

掛かりやすいです。

相手に持たれた手の中に

支点を作りそこを中心に

親指と肘を回転させ

相手の前腕に肘打ちを

入れるような感じで掛けます。

その前に親指は少し内に捻り、

相手の親指と中指・人差し指の間に

滑り込ませるようにしておきます。

これが完全に出来るようになると

次は相手の手の中に作った支点を

少しずつ曲線で誘導しながら

外すように変化していきます。

この外し方はまだ練習していないので、

そのうちしようと思っています。

合気捕りは

子供の部のブログでも説明しているように、

指先は真上に肘は前方に移動させます。

その時少し肩が下に落ちるような

イメージで腕を動かすと

動きやすいです。

この時に相手の肩を攻めることを

忘れないようにしてください。

ここでしっかりと相手の肩を

コントロールすることで

その後に続く技が

掛かるか、掛からないか

大きく変わってきます。

すべての技に言えるのですが、

段階としては

最初はテコの原理で技を掛け、

次はテコの支点が動くように掛け、

最後にはテコが消えてなくなります。

同じ技でも

段階によって全く違う技に

感じる事が結構あります。

古武道の面白みの

一つだと思いますので、

あまり悩むことなく、

違いを楽しむ位の気持ちで

練習してみてください。

木の葉返し①は

ゆっくりと相手の手首を

巻き取っていくような感じで

手首・肘肩・肩を順番に固めていきます。

この技は掛かっている相手は

結構痛みを感じます。

ゆっくり掛けることで

相手を痛めることもへりますし、

手首・肘・肩の構造を

自分の手のひらで

感じれるようにもなります。

掛からないときにどうしても

力んでしまいがちですが、

焦らずに力を抜き

正しい方向を手のひらで探してください。

それが技習得の一番の近道です。

襟捕りは

胸倉を掴まれた時に掛ける技です。

気を付けるのは

胸倉を掴まれた時に緊張してしまって、

身体が上ずって

つま先立ちになって

しまわないようにすることです。

片腕で人を持ちげることは

そうそうできません。

(そんな人に胸倉を掴まれてしまったら、

あきらめてください。)

ですから普通に

立っているだけでよいのです。

力まずに普通に立っているだけで

相手は勝手に力んで

技に掛かりやすい態勢に

なってくれています。

落ち着いて

相手が掴んでいる腕と同じ方の

足の外側に肘から落としてください。

袖捕りは

手首に掛ける形が2種類あります。

相手の手首を反らせる方向に

掛ける掛け方と、

相手の手首を屈曲させる方向に

掛ける掛け方です。

自分がどちらをかけているのか、

しっかりと意識しながらかけてください。

最初は少し悩むかもしれませんが、

慣れてくると

咄嗟に出てくるようになります。

慌てずに身体に技をしみこませましょう。

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