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tanimura

4月25日左ジャブでカウンター 膝を抜いて加速 打撃の吸収 寝技


4月25日の大人の部の練習内容は

柔軟体操→型→カウンター練習→

左ジャブの変化→寝技でした。

今回も練習内容が濃すぎて

スパーリングをする

時間がありませんでした。

カウンターの練習では

左ジャブを使って

相手の出鼻に

カウンターを入れる練習をしました。

この時に大事なところは、

相手の出る気配を

察知することです。

相手が攻撃に出てくるときには

何かしらの合図があります。

それを感じ取ることが大切です。

その感覚を磨くためには

打撃練習のミットを持っている時などに

相手の動きをよく観察することで

少しずつ身についていきます。

相手の雰囲気を感じ取るように

意識して打撃練習をしてください。

次に大事なことは

打撃の衝撃を逃がさない

身体の使い方です。

カウンターの場合は

相手の出てくる力を利用するので

腕の力はそんなにいりません。

相手の出てくる力をしっかりと

拳で受け止めて、

その拳を身体全体で

支えることが大事です。

この時に力はほとんどいりません。

それぞれの身体のパーツを

しっかりとコントロールして

拳から入る衝撃を

足の裏までよどみなく伝えて、

そこでしっかりと

拳を支える事が大事です。

そのためには

手首・肩・背骨・股関節・足裏が

特に精密にコントロールされる必要があります。

これらの使い方は練習中に伝えている

地面を押す練習や、

壁を押す練習をしてもらうと

使えるようになってきます。

すごく地味な練習ですが

身体の感覚を鍛える練習です。

どこでも、一人でもできる練習なので

しょっちゅうやっといてもらえると

嬉しいです!!

カウンターを入れることが

出来るようになってくると、

次に気になるのは

カウンターを受けにくい

攻撃の仕方です。

先ほど説明したように

攻撃を出そうとすると

攻撃の気配が出てきます。

この気配が大きければ大きいほど

カウンターの餌食になってしまいます。

ですからカウンターを

されない為にはこの気配を

少しでも消すことが重要です。

ではなぜ、

この攻撃の気配が出るのかというと、

簡単に言うと身体の力みです。

わかりやすいのが腕周りの力みです。

突きを打とうとするのですから、

どうしても腕周りに

力みが出やすくなります。

この腕周りの力みは

以前説明した

水の突きの練習を

することで解決します。

次に、前に移動して

攻撃するわけですから

足に力みが出ます。

足の力のみで前進をしようとすると

どうしても大きな力が必要になるので

大きな力みがうまれることになりますし、

足で地面を押して

その地面から反動が返ってくる時間も

ロスすることになります。

これを武道の世界では

居着き(いつき)といいます。

この状態を解消する為には

落下を使います。

例えば飛び上がった飛行機が

急に地面に向かって

落ち出したとき飛行機の中は

無重力状態になります。

中に乗っている人の体重は

0になってしまいます。

そうするとその人が

壁を軽く蹴ると簡単に

移動することができます。

これが落下を使うという事です。

ではこの状態を陸地で

どう再現するかというと

一瞬膝を曲げることです。

頭に何か物を乗せて

急にしゃがむと

頭とそのものの間に隙間が出来ます。

この時その頭に乗ったものは

無重力状態になっています。

身体もこの時に

重みがかなり軽減しています。

ほんとかどうか疑う人は

体重計に乗って試してみてください。

このように膝を使い

身体の重みを出来るだけ消して、

加速することで力みはかなり減り

居着きも減るので

相手に悟られにくい

前進が可能になります。

この落ちる方向も大事です。

前の方に落ちることで

最初の前方移動は始まっています。

そこに足の筋力で

さらに加速させます。

イメージとしては

陸上競技のクラウチングスタートを

イメージしてもらえればよいと思います。

寝技は

ガードポジションから

ダブルアンクルスイープ・

オーバーヘッドスイープ・

トライポッドスイープからベリンボロの

練習でした。

寝技で大事なのは

相手と自分の位置関係と

相手と自分の重心の位置です。

そして経験値が技の差に出ます。

対人練習は時間が限られていますが、

練習とは身体を使う事だけではありません。

一番大事なのは

身体を動かすための回路を

脳内で繋げることです。

そのためには

イメージトレーニングです。

何回も何回も頭の中で練習してください。

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