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tanimura

5月23日 ディフェンスの練習 抜き合気


5月23日大人の部の練習は

柔軟体操→型→

ディフェンスの練習→

限定スパーリング→

手解き②→四方投げ(抜き合気)→

寝技スパー→打撃スパー

でした。

武道や格闘技をしていると、

どうしても

派手な攻撃や

格好の良い攻撃を

身に着けたくなり

その練習ばかりに

なってしまうことが多いです。

しかし、

一番大事な技術は防御です。

こちらの攻撃が当たらなくても

防御さえできていれば、

こちらのダメージはありません。

しっかりと防御が出来ることで

心にも余裕ができますし、

相手の隙を

見つけることもできます。

防御をしっかりと出来ることが、

こちらの攻撃を

当てる事にもつながります。

どの練習をするときにも

防御を意識して練習してください。

今回は

突きの防御、

蹴りの防御と

分けて練習し、

その後に限定スパーリングをしました。

突きの防御では

両手を交互に使う練習を

メインに練習しました。

手を交互に使うことで

間断なく続く攻撃に対応しつつ、

隙があれば、

防御に使った腕や

余った腕を使って

反撃につなげることが

容易になります。

蹴りの防御では

下段・中段・上段を

一度に守る練習をしました。

相手の蹴りの空気を感じたら

膝を上げ下段を守りつつ

片腕で、中段を守りながら、

反対の腕で上段を同時に守ります。

一つ一つの攻撃を

的確に判断し対応するのは

上級者でも非常に難しいです。

一度にすべてを守り

しっかりと守り切ることで

相手の隙が出来るタイミングを

待つつもりで防御してください。

限定スパーリングは

攻守を決めて

反撃をしない形でしました。

こちらの反撃がないと

相手は防御を考えずに

攻撃が出来るので、

多彩な攻撃が出来て、

防御することが

難しい状況が作り出せます。

より密度の濃い

防御の練習が出来ます。

反撃は

ついついしたくなってしまうのですが、

反撃しないように

防御に集中してください。

四方投げで

抜き合気の練習をしました。

抜き合気は脱力がすべてです。

脱力とはただ単に力を抜く

という事ではありません。

必要最低限の力しか

使わないという事です。

相手に抵抗しない

という事でもありません。

抵抗しなければ

いいようにやられてしまいます。

必要最低限の抵抗しか

しないという事です。

例えば相手に手を掴まれて

引っ張られた時

相手が10の力しか使ってないのに

こちらは

12の力を使う必要はありません。

これは腕だけではなく

腕を引っ張られているのに対し

抵抗するとき、

ほかの身体のパーツも

10の力で抵抗できるところを

それ以上の

12・13の力を使うことで

身体のセンサーがマヒしてしまい。

どの方向に

相手の隙があるかが

感じ取れなくなってしまいます。

必要最低限の力のみ使う

という事で

力の流れを

感じ取れるようになります。

もちろん10の力に対して

こちらは5の力しか使わない

という技術もあります。

相手が腕を持ちにくいように

こちらの腕の角度を変えたり、

手の指を開いてみたり、

いろいろなテクニックがあります。

また、

その都度説明したいと思います。

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