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tanimura

6月20日 心理状態を呼吸でコントロール


6月20日大人の部の練習内容は

柔軟体操→受け身→型→

棒術→セルフコントロール→

スパーリングでした。

棒術は棒の振り方を少しと、

棒を相手から奪う練習でした。

棒の振り方は基本的には

振り回すより突くことをお勧めします。

剣道の経験者や

普段から十分に

長い得物を使う練習をしている人は

思い通りに棒を使いこなせますが、

そうでない人は振り回すと

隙が出来るだけで、

有効ではありません。

即席で長い得物を使うときは、

突くことを意識してください。

特におすすめの突き方は

銃剣道の突き方です

銃剣道では

左前ばかりの練習をしますが、

両方練習しておいた方がよいです。

棒を奪う練習は

普段の柔術の練習を

応用することでできます。

棒を、自分の腕と考えて

動かすことで

相手が棒を持ち続けることが

出来なくなります。

道具を扱う意識が

出てきてしまうと、

力みが生まれ動きに角が

出てきがちです。

道具を経由して技を掛けることは

大変難しいことですが、

必要最小限の力しか使わず、

無理に技を掛けようとすることなく、

練習なので掛からなければ

諦めてしまうぐらいの

気持ちで練習してください。

セルフコントロール練習は

日常生活においても、

仕事においても、

スポーツにおいても、

格闘技においても、

人間関係においても、

全てのことにおいて

非常に重要です。

どんな状況においても

平常心で居続けるという事は

大変難しく、

そして、

大変有効です。

緊張・恐怖・興奮・これらの心の動きは

人の身体も思考も

停止させてしまいます。

力まないように、

身体が居着かないようにするために、

これらの感情を

コントロールすることで

練習通りの身体使いができ、

スムーズに動くことが

可能になります。

そのために

一番効果的な方法は呼吸です。

大事なのは息を吐くこと、

身体の動きや

思考を停止している時、

人は呼吸を止めがちです。

この時に

しっかりと息を吐くことで、

少し落ち着くことが出来ます。

また力んでいる自分を意識して

その力みを

和らげる意識を持ちながら

息を吐くことで

よりリラックスできます。

練習方法としては普段から、

自分の力みを探し、

それを見つけるたびに

その力みを

呼吸(特に息を吐くこと)で

抜いていくことを心がけることです。

そのつみかさねで、

意識することなく

常にその様な呼吸が身につけば、

常にリラックスした状態で

いることができるようになります。

この状態が

常々言っている

脱力という状態を作り出してくれます。

しっかりと息を吐きましょう!

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