10月31日後ろ攻め捕り 肘打ち
10月31日大人の部の練習
練習内容は
柔軟体操→受け身→基本練習→
移動稽古→後ろ攻め捕り→ミット→
手解き→合気捕り→手鏡→
スパーリングでした。
基本練習、移動稽古では
ジャブ・ストレート・逆蹴りの
コンビネーションの練習でした。
このコンビネーションは
ストレートを突いた時に、
ストレートを突いた方の足の
前側の根本(腸腰筋)の伸びを
しっかりと感じ
その伸びた腸腰筋を利用することで
逆蹴りがスムーズに
出るようにすることがポイントです。
蹴りを出すときに
足を持ち挙げて蹴っていたのでは
蹴りは遅くなります。
地面の反動や体幹の力を借りることで
スムーズな素早い動きになります。
色々なパーツを使うことで
楽をして身体を動かすことが大事です。
後ろ攻めは
先週練習した後ろから抱き着かれた時に
相手を投げる技の続きで、
相手に後ろから抱き着かれた時に
打撃を入れる練習をしました。
この時の打撃は
基本的には相手が
かなり近い間合いにいるので
肘打ちと、膝蹴りになります。
肘打ちは
後ろの相手に打つ場合、
腰を入れて肘打ちをしようとすると
どうしても相手の芯に行きにくくなります。
これは身体を回転させているので
真っすぐ後ろに肘打ちを入れても
肘先も一緒に回転して
相手を
通り過ぎて行ってしまっているからです。
ですから
後ろの相手に
腰の入った肘打ちを打とうとする場合は
かなり横気味にうつことで
腰が回った時にちょうど
相手の真ん中ぐらいに
肘が来るようになります。
肘が入った後は
下がった相手の頭を
しっかりと抑え込み
反射的に膝が出るように練習します。
出来ればこの後にもう一度
肘を当てるぐらいのコンビネーションを
練習していれば十分だと思います。
続けて打撃を入れる練習を
普段からしておかなければ
いざとなった時に
頭で考えながら
打撃を次々と入れていくようなことは
なかなかできません。
練習相手がいないときにでも、
相手を想像しながら
身体を動かして練習していると
意外と身についてきます。
暇なときにでも軽く身体を
動かしておいてください。
ミット打ちでは
肘打ち金的蹴りを練習しましたが
肘打ちの打ち方は
大きく分けて2種類あります。
腰を入れて
突きを打つ要領で打つ場合と
体当たりの要領で打つ場合です。
腰を入れて
突きのように打つ場合は
しっかりと肘で相手を
打ち抜くような気持で打ってください。
体当たりの要領で打つ場合は
相手に肘で
体当たりをするつもりで打ちますが
この時に大事なことは
後ろ脚で一気に加速することです。
後ろ脚の力で
相手を吹き飛ばすぐらいのつもりで
体当たりをしてください。
その時に身体の軸がぶれて
前のめりにならないようにすることは
もちろん忘れてはいけません。
金的蹴りには威力は必要ありません
大事なのはスピードです。
力まないように
相手に気づかれないように
素早く足を出すようにしてください。