11月14日型の意味 基本突き 脱力
11月14日大人の部の練習
今回も体験の女性が1人
来られていたので
基本的な練習が中心でした。
練習内容は
柔軟体操→受け身→型→
基本稽古→手解き→合気捕り→
木の葉返し→横片手抑え捕り→
寝技→パリング→スパーリング
でした。
型練習では型そのものには、
あまり意味はありません。
型を覚えたからといって
そのまま実戦で使えることは
まず、ありません。
では、なぜ 型練習をするのかというと
型の動きを通して
自分の身体の有効な使い方を
学ぶためです。
しっかりと軸を整えて立ち、
動きの中でその軸をキープし、
手足を有効に使うために身体を連動させます。
それを型練習の中で
自分の身体と語り合いながら
練習することが型練習の目的です。
しっかりと
身体の声を聴く練習を心がけてください。
基本稽古では正面突きと蹴りを練習しました。
正面突きで気を付けて欲しい点は
足の向きと、引手です。
足の向きは
基本的につま先が
相手を向いていることです。
つま先が
よそを向いてしまっていると
しっかりと力が相手に伝わらなかったり
隙が生まれてきたりします。
しっかりと相手につま先を
向けるように心がけてください。
引手は突く方と逆の手のことですが
この引きがあることで
突きにスピードとパワーが生まれます。
片腕だけを使って突くのではなく
反対の手の引きで
突く手をはじき出すイメージで突きます。
勿論この時に足の力を使い
地面の反動も突きにのせます。
最初はしっかりと大きく引き、
力とスピードを
最大限に引き出せる
練習から始めます。
しかし、この動きだと
相手に察知されやすく、
躱されたり
カウンターをもらいやすくなるので、
少しずつその動きを小さくしていき
最終的には表面上は
そんなに動いていなくても
身体の中で同じ動きが
起きている状態にするのが目標です。
手解き・合気捕り・木の葉返しは
基本的な掛け方だけを練習しました。
基本的な掛け方は
相手の手首・肘・肩の
連動を覚えることが目的です。
そのためには
出来るだけ
力とスピードを使わずに
自分が出来る一番弱い力と
スピードで
技を掛けるように
心がけてください。
力とスピードを出してしまうと。
技がきちんとできていなくても
ごまかせてしまいます。
ここで、
ごまかして技を出来ていると
勘違いをしてしまうと、
その後の上達はありません。
少しストレスが溜まるかもしれませんが、
我慢をして
出来るだけ弱い力で
技の練習をしてください。