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tanimura

12月5日 前後の移動は足より重心で


12月5日大人の部の練習内容は

柔軟体操→受け身→型→

移動練習→後の先→

ローキックディフェンス→スパーリング

でした。

今回の練習は

私がぎっくり腰で

産まれたての

小鹿ちゃんになってしまっていたので、

身体に負担の少ない練習にしました。

移動練習は

前後の動きを特に練習しました。

移動するときのポイントは

足で移動するのではなく

体重移動で移動します。

足で移動すると

足で地面を蹴って

その反動で

身体を動かすことになりますが、

こうしてしまうと

居着きが出てしまったり、

足に負担が掛かりすぎたりします。

前に出るときには

前足の膝を抜くことで

前のめりに倒れる感じになることで

最初の加速をします。

身体が前に落ちる感じです。

その時

身体は落ちているので

身体の重みがかなり減っています。

その体の重みが減っている時に

後ろ脚で身体を前に押し出すことで

後ろ脚の負担はかなり少なくなります。

負担が少ないという事で

ロスなく前に出る力を使う事できます。

陸上短距離走の

クラウチングスタートを

イメージしてもらえれば良いと思います。

(クラウチングスタートの場合は

前に来てる足の代わりに

両手を抜くことで

前に身体が落ちていきます。)

この移動の仕方をすることで

力みが減り、

相手にわかりにくい状態で

間合いを詰めることが出来ます。

後ろに移動する場合は

少し不安があると思いますが、

後ろに倒れこみます。

頭から後ろに倒れこむように

身体を倒していって

最初の加速をしつつ

前足で後ろに身体を押し出します。

ここで注意したいのは

後ろに移動しきった時に

頭が後ろ脚より後ろに

行ってしまわないようにすることです。

移動しだした時には

頭から倒れていっているので

後ろ脚より後ろに

頭が出ていますが

移動している途中で

頭を後ろ脚が追い越します。

この移動がスムーズにできるようになると

後ろに移動した後の

前への移動が

スムーズになり

後の先(ごのせん)をとる事が

容易になります。

文章にすると少しややこしいですが、

まず、身体を動かしてみてください。

何度かやってみると

出来るようになると思います。

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