12月10日手解き・合気捕り①② 四方投げ
2回目の天理練成会も3人での練習でした。
練習内容は
手解き①②→合気捕り①②→四方投げ→
突き(左右のストレート)→足刀→推手
でした。
技は3段階に分けて練習してますが、
今回は①②を重点的に練習しました。
手解きも合気捕りも
①では
自分の掴まれている手の中に支点を作り、
そこを動かさないように
肘を落とす感覚で技を掛けます。
この時に気を付けて欲しい点は
親指と人差し指の使い方です。
手解きでは親指を誘導することで
自分の橈骨に引っかかっている
相手の親指を外します。
そうすることでスムーズに腕を動かし
手を外すことが出来ます。
合気捕りは
自分の人差し指は天井に、
親指は自分に向けるように動かすと
スムーズに技を掛けることが出来ます。
①ではテコの原理を使うつもりで
技を練習してください。
②では
相手の肩をとる意識で技を掛けます。
相手に掴まれている手を
相手にわからないぐらいの動きで
肘を中心に
手のひらを内に捻り
前腕を回転させることで
相手は腕を掴みにくい状況になり
肩が自然と上がってきます。
こうなると
次にこちらが何か動こうとしたときに
相手は抵抗がしにくく
技の掛りが良くなります。
本来技は③まであり
③では
①②とはまったく違ったかけかたをしますが、
なかなか習得しがたい技の掛け方であるので、
理屈で説明して理解しやすい
実戦に
即、応用できる①②を先ずは習得してください。
四方投げは
相手を
自分の手の上にのせる感覚を中心に
練習しました。
相手を自分の手の上にのせるといっても、
力ずくで乗せるわけではありません。
相手に掴まれた時に
しっかりと相手の肩を取り
手首を極めることで
相手は勝手に
自分の上にのってきてくれます。
無理に乗せようとして
引っ張ってしまうと
力比べになってしまいます。
落ち着いて
相手が乗ってくる角度と
方向を自分の腕で感じてください。
相手を自分の手の上にのせることで
相手をコントロールできるようなります。
今回の練習も
2人ともたくさん質問をしてくれて、
細かいところを説明することができました。
質問されるまであまり考えてなかったことや
無意識のうちにしていることに
気づかされます。
また、たくさん質問してください。