1/16 技の方向で攻める足を変える
1月16日大人の部の練習は
6人と少し寂しい練習になりました。
その分マニアックな練習をしました。
練習内容は
柔軟体操→受け身→綾捕り→
木の葉返し③→四方投げ③→
スパーリングでした。
女性の部は木の葉返し②と
手鏡②でした。
綾捕りは足を意識して
技を掛ける練習をしました。
相手の重心を落とす位置は、
まず、
相手のどちらかの足を重心を誘導して、
その後に
相手の足を結んだ線の
垂直二等分線上に落とします。
最初にどちらの足を攻めるかというと、
相手を後ろ向きに誘導するような技は、
攻撃している相手の腕の
反対側の足に重心が乗るようにせめます。
相手を前に誘導している方向の技は
腕と同じ側の足に重心を誘導します。
綾捕りでは
相手を前に誘導する方向の技なので
相手の腕と反対側の足に
まず重心を誘導します。
そこから技が詰まってきたところで
垂直二等分線上に誘導して
完全に相手を崩します。
木の葉返しは
相手を前に崩しているように見えますが、
腕の捻りは相手を後ろに誘導しています。
この場合は
攻めている腕と同じ側の足に
重心を誘導していきます。
今回はその練習の後に
③の技の掛け方を練習しましたが、
この技はとにかく脱力が大事です。
脱力といっても、
ただただ力を抜くのではなく、
必要な筋肉しか使わないという事です。
水の突きや
打撃の吸収の時に
練習したような身体の使い方をします。
脱力しきった豆腐のような
身体の使い方ではなく
コンニャクのような
身体の使い方を意識してください。
木の葉返し・手鏡②は
腕や手首を少しだけ攻めることで
相手の肩を攻める技です
①でしっかりと
手首・肘・肩の連動を
手のひらで覚えていることが大前提です。
しっかりと手のひらで相手を感じてください。
後、コツといえば、
相手の腕と地面を平行に保つことです。
どうしても
相手を投げたい気持ちが先行してしまうと、
手首だけ先に引っ張って
手が先に行って
肩が残ってしまいます。
こうなってしまうと
せっかく固めた肩が抜けてしまい、
技が掛からなくなってしまいます。
地面と腕が水平になるように意識することで
肩が極まったままになります。
この技は後ろ方向の技なので
勿論、
腕と同じ側の足に技を掛けてください。
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