1/23 打撃時の関節の角度
1月23日大人の部の練習
練習内容は
柔軟体操→受け身→蹴りの角度→
突きの角度→打撃を受ける練習→
推手→木の葉返し→手鏡→
スパーリングでした。
蹴りの角度の練習では
蹴り足の膝の角度と
軸足の股関節の角度を
練習しました。
打撃がヒットする瞬間の角度というのは、
その関節がどの角度で
一番強い力を発揮できるかという事です。
膝関節では
真っすぐ伸びている状態を0度とすると
屈曲60度の時に一番強く力をだせます。
股関節は
まっすぐ立っている状態を0度とすると
前に膝を上げる状態を屈曲といい、
屈曲30度が一番力を発揮します。
蹴りが当たる瞬間は
蹴り足の膝を屈曲60度、
軸足の股関節を屈曲30度で
そこから股関節・膝関節を
さらに伸ばしていくことで
蹴りを押し込んでいきます。
突きの角度は肘だけをしました。
肘の角度は
まっすぐに肘を伸ばした場合を0度として
70度屈曲が一番力を発揮します。
他に肩の角度も大事になってきます。
肩甲骨を上から見たラインより
上腕が後ろに出てしまうと、
肩の力全く出ません。
強く打てないだけでなく
怪我の原因にもなります。
気を付けてください。
これらの角度は
動いて確認するだけではなく、
股関節・膝関節なら
スクワットの体勢をすることで、
肘関節なら
腕立て伏せの体勢をすることで
確認が出来ます。
億劫かもしれませんが、
体勢をとるだけなら
それ程苦にはならないと思います。
しょっちゅう試してみてください。
良い練習になります。
打撃を受ける練習は
相手の打撃を受ける場合に
呼吸をどうすればよいのか
という練習をしました。
呼吸は
吐きながらが
一番ダメージが少なく
吸いながらが
一番ダメージがあります。
ですから、
こちらが相手の攻撃を受ける場合は
息を吐きながら受け、
相手に攻撃を当てる場合は
相手が息を吸っている時を狙います。
相手が息を吸っている時を
見極めるのは
なかなか難しいと思いますが、
概ね
相手の攻撃の切れ間だと
思っていたら良いと思います。
息を吸いながら
攻撃はなかなか出来ません。
力も入りにくいです。
なので、攻撃の切れ間に
攻撃をすることで、
相手が吸っているタイミングに
攻撃を入れることが
出来る確率が上がります。
木の葉返しと手鏡は①②をしました。