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tanimura

3/4 突きを強く打つための練習


3月4日天理練成会の練習

今回の練習も

基本練習を中心に練習しました。

練習内容は

手解き・合気捕り・手鏡・木の葉返し

腕捕り・水の突き でした。

今回も①の技をしました。

①の技は基本的には

一か所を固定して

そこを中心に

身体全体で動いて

技を掛けます。

こうすることで

身体全体を使い

相手の一部を攻めることが出来るので

少しの力で

相手に技を掛けることが出来ます。

慣れてくると②の技を練習しますが、

②では

その中心になる一か所が

移動していきます。

テコの中心が移動しながら

テコを利用する形です。

これは①が

ある程度正確に

できるようになってからでないと

力ずくの動きになりがちなので

まずは①を

正確に出来るように練習してください。

水の突きの練習では

壁や地面を押す練習に

重点を置きました。

突きを対象に当てた時に

跳ね返されてしまう現象は

インパクトの瞬間に

身体が使えていない時に起きてきます。

これを解消する為には

絶対に動かない壁に対して

突きのインパクトの瞬間の姿勢で

押し込む練習をします。

この時に大切なのはイメージです。

ただ壁を押すというよりも

壁に穴が開いて

拳がズブズブと入っていくような

イメージを持ちます。

そうすることで身体が

対象に拳が当たってから

入り込んでいく感覚を覚えてくれます。

しっかりとイメージしながら

押し込む練習をしてください。

地面を押す練習は

主に

脱力しながら突く感覚と

インパクトの瞬間の手首の感覚を

覚える練習です。

拳を

しっかりと隙間なく握ってから

(どうしてもこの時に力みが

腕全体に出てしまいます。)

腕全体の力みが取れるように

腕を振ったりして脱力します。

その状態で慣れないうちは

正座の姿勢から

自分の横に腕を垂らし

地面を拳で押し込みます。

この時身体が

拳側に倒れこんでも構いません。

肘を少し曲げた状態で

広背筋を使い

拳を地面に押し付けます。

片手なので、

身体が

浮いてくることはありませんが

この時のイメージも

拳が地面にめり込んでいくイメージで

押し込みます。

身体が浮く方向の力が

入っていてはいけません。

拳が地面に向かって

入っていくような

身体の使い方をしてください。

この時に

拳が縦つぶれるような手ごたえが

感じる事が出来れば概ねできています。

この練習の注意点は

拳を

地面にめり込ませるための筋肉だけを使い

他の筋肉は

出来るだけリラックスさせるという事です。

どの練習においても同じですが、

その動きやその状態を維持するための

必要最低限の筋力しか使わないことで

身体のセンサーを最大限に発揮して

相手や自分、

さらに言えば周りの環境さえ感じれるように

練習していきます。

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