3/13 全身をセンサーにする
3月13日大人の部の練習
練習内容は
柔軟体操→寝技→手解き→合気捕り
でした。
技の数が少ない分
深いところまで
練習できたと思います。
寝技では
ガードポジションからの
限定乱取りのような形で、
できるだけ力を抜いて
相手の重心や力の方向を
感じる事を意識して、
勝ち負けではなく、
「こうするとやられる。」
「こうするといける。」
という感覚を身に着ける練習でした。
相手がいて練習をすると
どうしても勝ち負けに意識が向かい
力みが出てきてしまいます。
このような練習は
技の練習ではなく
力比べになってしまいます。
そうなってしまうと
技がなかなか身に付きません。
練習中は,[やられた!」と、
感じたら、
そこからむきになって
反撃するのではなく、
しっかりと
その時のやられた感覚を
身体に蓄積していき、
次にそのような状態に
ならないように
練習することで
相手にいいようにやられない
状態を作る練習になっていきます。
また、
相手を上手にコントロールできた時は
そこから相手をやっつけるのではなく、
その感覚を得るために
直ぐに仕切り直して
何度もその感覚を得れるように
練習を再開することで
良い感覚が身についていき
相手をコントロールすることが
出来るようになっていきます。
出来るだけ
相手に勝ちたい気持ちを抑えて
全身をコントロールすることを
楽しんでください。
手解き・合気捕りの練習では
①を少ししてから
②をメインに練習しました。
練習②で大事なのは
しっかりと相手の肩に
技を掛けることですが、
これが出来ているかどうかは
相手に握られている自分の腕で
感じ取ることが出来ます。
相手を握っている時に
手のひらで
握りにくさを感じるのと同じことで
握られている腕で
相手の握れていない感じを
感じ取ります。
最初は相手の肩を見ることで
掛りを確認しながら
握られている部分を
感じるように練習しますが
慣れてくると見なくても
腕で感じることが
出来るようになってきます。
この感覚は寝技も同じです。
全身をセンサーにして
相手を感じることで
相手を
コントロール出来るように
なっていきます。