6/19 ジャブを速く打つために
6月19日大人の部の練習
練習内容は
柔軟体操→受け身→手解き→
合気捕り→パリング→木の葉返し→
ミット練習→寝技→スパーリングでした。
手解き・合気捕りは
①②③を練習しました。
同じ技でも掛け方が色々あります。
武道を始めて最初のころは
そのことが理解できていなかったし
教えてくれる人が
あまりいなかったように思います。
身に着けてしまっている人は
同じ技を掛けていても
状況や相手によって
技の掛け方を少しずつ
変化させています。
その変化を大きく分けると
①②③の変化になります。
細かく分けていくと
もっと多くに分かれていくのですが、
とりあえずは
この3つを理解することが
大切だと思います。
どの技も
同じような動きをしていても
全然意味の違う事をしていることは
よくあります。
表面に
とらわれ過ぎないように
注意してください。
ミット練習は
特にジャブを早く打つことに絞って
練習しました。
早くジャブを打つためには
力みがないことは絶対条件です。
そのうえで両足・体幹・肩・肘を
しっかり連動させて
すべてを使って
スピードを出す必要があります。
イメージとしては
腕は鞭(ムチ)、
身体全体がその鞭を振る腕
と、いうような感じです。
両足で地面を蹴ることで
身体に回転を作り、
体幹をしならせて
そのしなりで上腕を前方に送り出して
肘から先を
その波にのせるようにして打ちます。
この動きを全身でほぼ同時に行うと
早いジャブになります。
ほぼ同時というのは
実は大事なことで
少しだけタイミングをずらすことで
鞭のように身体を使うことが
出来ます。
ほんの少しですが
下から順番に動く感じです。
何度も身体で試して
そのタイミングを覚えてください。
寝技はガードポジションから
腕十字・三角締め・オモプラータの
いつもの3種類と
マウントからのエスケープでした。
腕十字は
頭を振るタイミングと
足を振り上げてから
下すタイミングがずれると
勢いがなくなり
途端に効かなくなります。
しっかりとタイミングを合わせて
勢いを殺さないことに
注意して技を掛けてください。
三角締めは
相手との距離感が大切です。
近すぎると
しっかりと頸動脈に足が当たらずに
絞めることが出来なくなります
少し遠いめになるように
掛けながら調節してください。
オモプラータは
掛けてる途中も掛けた後も
相手の腰が浮いてしまうと
逃げられてしまいます。
腕に掛ける技なので
腕にばかり注意が行きがちですが
しっかりと
相手の重心や腰の位置に
注意して技を掛けてください。