7/22 胸抑え捕り・引き投げ・インロー
7月22日天理練成会の練習
練習内容
胸抑え捕り
引き投げ
ローキック
スパーリングでした。
胸抑え捕りは
普段練習している掛け方では
実際には掛かりにくいです。
今回は最初から
相手が抵抗押している状態から
かけ始める練習をしました。
この場合
相手の手首を
最初から決めている必要があります。
胸抑え捕りは
上から下に技を掛けますが
相手が最初から抵抗している場合は
下から上に向かって技を掛けます。
気を付けなければいけないのは
下から上方向に掛けている技を
上から下方向に変化させるときに
手首に対する極めが
緩んでしまわないようにすることです。
方向が変わるときに
動きに角が出来てしまうと
技が緩んでしまったり
相手の脳が
技に追いついてきてしまい
効きが甘くなります。
曲線で動きを繋げて
滑らかに方向転換してください。
引き投げは
袖捕りの一つですが
片腕で掛ける技です。
相手の肘を下方向に曲げて
その肘の方向に
相手を誘導することで
相手を倒します。
肘を曲げさせる気持ちが
強く出てしまうと
相手の腕を下に押して
肘を曲げようとしてしまいますが、
そうなってしまうと
相手に力の入れどころを
感じ取られてしまい
抵抗しやすい
形になってしまいます。
相手の前腕を
こするようにしながら
脇を締めるだけで
相手に肘は曲がってしまいます。
あまり相手の肘を
意識しないようにしてみてください。
ローキックは
特にインローを練習しました。
インローは
相手の足の内側を蹴る
ローキックです。
格闘技では
金的蹴りは反則ですが
護身術ではかなり有効な攻撃です。
練習では
インローとして練習していますが、
少し角度を変えると
金的蹴りになります。
しっかりと使い分けてください。
ローキックは
蹴るタイミングを知ることで
意外と当てやすい蹴りになります。
最初は
簡単に躱されてしまうことが
多いですが、
相手の動きをしっかり見る練習をして
相手の足に体重が乗った瞬間や
これから足に体重が乗るタイミングを
予測できるようになってくると
どんどん躱しにくくなっていきます。