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tanimura

8/5 骨と皮膚に技を掛ける・呼吸


8月5日天理練成会の練習

練習内容は

木の葉返し

水の突きでした

木の葉返しは①と②でした。

①は

しっかりと手首を極めることで

前腕部を捻じれさせることで

相手の肘を曲げて

肩をコントロールすることで

相手を投げる方法です。

この場合掛けられている相手は

手首に結構な痛みを感じ、

抵抗すると

手首を痛めてしまいます。

ですから練習では

技を掛ける為の

最弱の力で

最遅のスピードで

練習することで

怪我を防ぎ

正しい

相手のコントロールの仕方を

学びます。

②は手首は概ね無視して

前腕部を意識して技を掛けます。

前腕部を捻じることで

肘から肩にかけてを一体化させて

相手の重心をコントロールします。

この時に掛け方としては

相手の骨に対して

技を掛ける場合と

皮膚に掛ける場合があります。

最初は骨に掛ける方が

理解が早いと思います。

慣れてくると

皮膚に掛ける方が

相手は抵抗しづらくなってきます。

骨を意識して掛ける場合は

相手の前腕の断面の形を

楕円ではなく長方形の形に意識して

長方形の角に

指でロックを掛けるような気持で

相手の前腕部を掴むことで

しっかりと相手の前腕を

ロックできます。

この時に気を付けたいのは

親指を先まで使わないことです。

親指を先まで使ってしまうと

手の中の形が

長方形ではなく

楕円になってしまいます。

そうなってしまうと

相手の前腕の形と

こちらの手の中の形が

変わってしまい

しっかりと

フィットしなくなってしまいます。

親指は根本だけ使い

先は使わないように

気を付けてください。

皮膚に技を掛けるというのは

相手の前腕の皮膚を

相手の前腕の捻じりたい方向に

捻じることで

皮膚で骨を誘導するという事です。

結果的には

骨に技を掛けてはいるのですが

直接骨に掛けるのではなく

皮膚から骨に

技を掛けていっているので

相手の脳は混乱してしまい

抵抗しにくくなってしまいます。

技を掛ける場合は

相手の前腕を

強く握りすぎないという事が

大切です。

強く握りすぎてしまうと

直接骨に技を

掛けてしまうことになることと、

手の中の圧にばらつきが出てしまい

相手の皮膚と

こちらの手のひらの皮膚の

密着度が減り

摩擦が減ってしまい

技が空回りしてしまいます。

相手の皮膚に

自分の手のひらを

吸いつけるようなイメージで

優しく握ってください。

今回の水の突きは

呼吸を特に意識して練習しました。

打撃を打つ時、

基本的には息を吐きます。

連打している時には吐き続けます。

ですから連打は

自分の息の続く限りが

限度になります。

しかし、この時に

しっかりと必要な筋肉だけを使い

身体をリラックスさせることが

出来ていると

打撃時に息を吐いた瞬間に

身体が勝手に息を吸ってくれて

連打が息切れすることなく

続けることが出来ます。

全身リラックスして

息を吐くために必要な筋肉だけを使い

強く息をハッと吐いて

次の瞬間に

息を吐くための筋肉を

しっかりとリラックスさせると

勝手に肺に空気が流れ込んできます。

少し練習が必要になりますが

これが出来るようになると

結構な強さの打撃を

ずっと打ち続けることが

出来るようになります。

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