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tanimura

8/19  天理練成会の練習


8月19日天理練成会の練習

今回の練習は

体験に小学1年生の

H君が来てくれました。

初めてなのに

かなり強いパンチを

打っていました!

初めての練習なので

軽めに色々な技を

練習してみました。

スパーリングも

最後にやってみましたが、

叩いてもいいといっても

先生の顔を殴るのを

かなり躊躇していました。

格闘技・武道は

大変危険な行為を

練習しています。

最初から人の顔を

平気で殴れるような人には

あまり学んでほしくはありません。

H君、色々な意味で将来有望です!

来週の練習で待ってます!

大人の部の練習は

相手の肩をとる練習と

廻し蹴りの練習でした。

投げ技で相手を投げる場合

一番重要なことは

重心を崩すという事です。

その、重心を崩すために必要なことは

相手の肩を

コントロールするという事です。

肩のコントロールの方法は

いろいろあって

直接肩をコントロールする、

上腕を使ってコントロールする、

前腕を使ってコントロールする、

手首を使ってコントロールする、

指を使ってコントロールする

ことができます。

最初にコントロールする部位が

身体の端になればなるほど

たくさんの場所を

コントロールする必要が出てきます。

最初に指に技を掛けると

指→手首→前腕→上腕→肩→重心の順番で

コントロールしていくことになります。

上腕に技を掛けると

上腕→肩→重心になります。

相手が脱力状態で

抵抗が少ない場合は

このような感じで

技が進んでいって

色々な身体のパーツを

順番に

コントロールしていく必要がありますが、

相手が殴り掛かってきたり

組み付いてきたりというような

力みがある場合には

これらのパーツが力みによって

一塊(ひとかたまり)になってしまい。

逆にコントロールを

しやすい状態になります。

相手が力み状態にあるときに

こちら側も力み状態に

なってしまうと

こちらも身体が一塊になってしまい

自由に動くことが出来なくなり

相手どころか自分すら

コントロール出来なくなってしまいます。

理想的な攻防の状態は

相手は力み

こちらはリラックス(脱力)

している状態です。

しっかりとリラックス(脱力)しながら

身体を動かすことが大切です。

廻し蹴りは体重移動の力を

そのまま蹴りに乗せる練習でした。

例えば左足を前の状態の構えで

左に体重移動して

右足で蹴りをすると

左に身体が移動する力が

そのまま蹴りの威力になります。

この時、軸足になる左足は

身体を支えるだけの役割で

移動するときに

右足で地面を蹴る力が

そのまま蹴りの力になります。

右足で左側に

ジャンプをするようなつもりで

そのまま蹴ります。

自分の身体をジャンプさせる力が

そのまま蹴りの力になるので

かなり強くて重い蹴りになります。

しかし、

この蹴りはまだ実戦では使えません。

隙だらけの蹴りです。

タメが長くなり

足を大きく開くので金的が丸出しになり

反撃され放題の蹴りです。

打撃練習の基本は

最初は強く重い打撃を

隙を気にせずに練習して

そこから徐々に

小さく鋭い隙の無い攻撃に

変えていきます。

気長に練習しましょう!

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