8/28 身体の重みを打撃にのせる
8月28日大人の部の練習
今回の練習は
3月以来、約半年ぶりに
Y野さんが練習に来てくれました。
久しぶりの練習でしたが
何とか思い出しながら、
スタミナと戦いながら
練習していました。
お疲れさまでした!
練習内容は
柔軟体操→受け身→手解き→合気捕り→
手鏡→横片手抑え捕り→巻き込み投げ→
組み投げ→ミット練習→
パリング→スパーリングでした。
柔法の練習では
力を抜く事を特に意識しながら
練習しました。
どの技も力みが強いと
動くべき方向が
解らなくなってしまいます。
技が掛からなくても慌てずに
リラックスして動くことを
心がけることで
動くべき方向が
手のひらや腕の皮膚、
身体全体に伝わってきます。
勿論リアルに戦っている時に
この状態になるのは難しく、
実戦を意識して練習していると
隙だらけの練習方法です。
しかし、
あくまでも練習なので
そこで生まれる隙は
今は意識しないでください。
今はじっくりと
相手と自分を
観察することが一番大切です。
ミット練習でも
今回の練習では
隙を一切無視して練習しました。
今回の練習の目的は
突きや蹴りの衝撃を
突き抜けさせることと、
その衝撃の突き抜ける攻撃を
強く打つことでした。
毎回しつこく言いますが
衝撃を突き抜けさせるため、
強く打つためには
矛盾するように感じますが
リラックスが1番大切です。
力んでしまうと
突きや蹴りに
必要な筋肉は働きますが
反対にその力を打ち消す筋肉まで
働いてしまいます。
まずは弱くてもいいので
必要な筋肉だけを使い
動くことを覚えて
その使い方を
何となく体で覚えてから
少しづつ強くしていくことが
大事です。
ある程度
必要なところだけを
使えるようになってくると
次の段階では
重心の移動を利用しながら
打撃を行う練習をします。
力みがあると
打撃が目標に当たった瞬間に
自分の体幹が止まってしまいます。
横移動にしろ縦移動にしろ
回転運動にしろ、
その打撃を繰り出した時の
体幹の運動を
当たった時にも
続けることが出来ると
身体の重みがそのまま
打撃に乗っていきます。
歩き続けながら
打撃を出すようなイメージで打ちます。
こうなってくると
動き続けることが
出来るようになるので
居着く瞬間がなくなり
隙もなくなってきます。
最初は力を抜いて動くことに
フラストレーションを
感じるかもしれませんが
我慢してみてください。