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tanimura

9/25 3種類の突きの練習


9月25日大人の部の練習

練習内容

柔軟体操→受け身→ミット練習→

手解き→合気捕り→抜き合気→

スパーリングでした。

ミット練習は突きの練習をしました。

以前にもブログに書いていますが、

突きは3種類の突きを練習しています。

・鞭のように身体を使い打つ打ち方。

・槍のように身体を使う打ち方。

・水のように身体を使う打ち方です。

この3種類すべてを一通り練習しました。

鞭の突きはスピード重視の突きです。

足・体幹・腕を順番に連動させ

身体と腕を鞭のようにしならせる突きです。

主にジャブに使います。

後ろ足を後ろに蹴り

前足は前方向に蹴ることで

体幹に回転を与え

突きの逆の手の方の胸は後ろに引き

突き側の胸は

前に出そうになるところを

少し我慢してタメを作り

腕は垂らしておいて

下から二の腕と背中で

持ち挙げるようにしならせます。

この突き方は

練習用の突き方ですが

身体がある程度

しならせることに慣れてきたら

構えをしっかりとった状態で

打てるようにしていきます。

少し難しい説明しかできませんが

速く突くことを意識して

練習していると

いつの間にか

この突き方になっていきます。

あまり悩まずに

とりあえず速い突きを突く

意識を持ち続けてください。

槍の突きは

地面に槍の柄をつっかえにして

そこに相手が突進して

刺さってしまうような感じです。

そのためには

後ろ脚が重要になります。

後ろ脚でしっかりと拳を支えます。

どちらかというと

リードパンチで

カウンターをとるときに

有効な突きになります。

鞭の突きでは

筋肉の連動が大切になりますが

槍の突きの場合は

骨の連動が大切になってきます。

突進してくる相手を拳で受け止めて

その力を逃さないように

相手に返すためには

手首・肩・背中・腰・足で

しっかりと骨をコントロールして

正しい位置に持っていかなければ

力は逃げてしまいます。

後ろ足の足裏は

しっかりと地面を捕まえて、

腰・背骨はゆがむことなく

真っすぐにして、

肩甲骨は

相手の圧で

後ろに持っていかれないように

安定できる位置に固定して、

手首は力み過ぎないように

真っすぐに支えます。

この位置を覚えるためには

突きの姿勢で

壁を押す練習がお勧めです。

動かない壁を動かすぐらいのつもりで

腕の力ではなく足の力で、

その足の力を損なわないように

背骨・肩・手首を

固定する練習をすることで

この位置が身体で理解できます。

水の突きは

身体全部を使った突きです。

鞭の突きは筋肉の連動

槍の突きは骨の連動

水の突きは体重です。

自分の体重すべてを

拳に載せることで

疲れにくく重たい攻撃が

可能になります。

人は歩くだけで

自分の体重と移動のスピード分の

エネルギーを使っています。

そのエネルギーを

拳に載せるのが水の突きです。

なぜ突きが強く打てないかというと

力むことで

突きに必要な筋肉の

反対の筋肉を働かせてしまうからです。

強く打つためには

その反対の筋肉を使わないことです。

使いたい筋肉だけを

意識して使うのは

いきなりやろうとしても、まずできません。

ですから、

まずは力を抜いて

弱い突きから練習します。

そして少しずつ

必要な筋肉だけを

強く使うようにしていくことで

身体で覚えていくことが出来ます。

こうして力みがなく

淀みのない身体の使い方が

出来るようになると

体重がそのまま拳に乗り

重たい突きになり、

余計な力みがないので

突いていても疲れにくくなります。

少し長くなりましたが

突きの基本は

こんな感じで練習しました。

他にも

鞭と槍の突きを

混ぜて使う突き方もありますが

今回はこれぐらいで終っておきます。

文章で説明するのは

すごく難しいですっ!!!

m(__)m

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