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tanimura

10/30 抜き合気の練習


10月30日大人の部の練習

練習内容

柔軟体操→受け身→手解き→

合気捕り→袖捕り→木の葉返し→

袖引き投げ→抜き合気→四方投げ→

手刀→肘打ち→スパーリングでした。

抜き合気とは

相手の脳をだましつつ

自分の身体を効率的に使う事です。

相手がこちら側に対して身構えて

こちらの動きをうかがっている時に、

こちらが動く前兆を見せることなく

動き出すことで

相手はこちらの動きを察知することが出来ずに

こちらの動きに巻き込まれていく状態が

相手の脳をだましている状態です。

身体を効率よく動かすという事は

自分のしたい動きをする時に

その動きに必要のない筋肉や

動きを制限してしまうような筋肉を

使わないという事です。

よくしてしまうのが

相手に対して

下方向に押さえつけたいような時に

力を入れている事状態で

肩が上がってしまう事です。

相手に対して

下方向の力を加えようとするときに

働かせたい筋肉は

上腕三頭筋と広背筋です。

肩が上がってしまうと

広背筋を使えない状態になり

効率よく腕を下方向に

動かすことはできません。

この2つのことに気を付けることが

抜き合気を掛けるときに

重要になります。

他にも余計な力を使わないことで

動くべき方向が

身体全体や身体のパーツから

伝わってきてます。

相手に技を掛ける為には

色々な状態を

コントロールする必要がありますが

一度にすべてを

コントロールするように

練習するのは大変難しいです。

ですから最初のうちは

あまり色々と考え過ぎずに

まずは脱力して

必要のない筋肉を

使わない練習からします。

色々な武道で脱力をしましょう。

と、言うのはこのためです。

脱力とは

ただ力を抜いてダラダラするのではなく、

使ってはいけない筋肉を使わずに

使うべき筋肉だけを使い

骨・身体をコントロールするという事です。

実際に実戦すると難しいです。

先ずは自分の心をコントロールして

相手に技を掛けてやろう

相手を倒してやろう

相手に技を見せつけてやろう

相手に勝とう

そんな気持ちを捨てて

リラックスして

技が掛からなくてもいい

相手に投げられてもいい

相手に攻撃を当てられてもいい

相手に負けてもいい

そんな気持ちで練習してみてください。

肩の力が抜けてきます。

そして練習が

より楽しくなると思います。

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