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tanimura

12/4 打撃の吸収

更新日:2020年1月14日


12月4日大人の部の練習

練習内容

柔軟体操→受け身→手解き→

合気捕り→突きを身体で吸収→

推手→スパーリングでした。

突きを身体で吸収する練習は

相手の突きを

身体のどこかに受けた時に

固まって防御するのではなく

身体を緩めながら

衝撃を吸収して

身体から抜く練習です。

相手の攻撃を

すべてこの受け方で

受けるために練習するわけではありません。

いろんな攻撃の

受け方・流し方を

練習しておくことで

自分の引き出しを増やして、

攻防を少しでも

有利にできるポイントを持つためにしました。

相手の攻撃を受けた時に

どうしても身体が固まってしまいますが、

硬いモノは砕けてしまいます。

逆に柔らかすぎても砕けてしまいます。

少し弾力のある柔らかいものは

多少の衝撃では壊れません。

例えてみると氷を叩くと砕けます。

豆腐も砕けます。

コンニャクは

なかなか砕けるイメージは持てません。

そんな感じです。

相手の打撃に対して

力みだけで受け続けると

そのうちダメージが蓄積していき

受けていられなくなります。

もしくは一撃で砕かれてしまいます。

(氷の状態)

相手の打撃を全く見ずに

脱力していると

かなりのダメージを負います。

死角からの攻撃は

かなり効きます。

(豆腐の状態)

相手の打撃に対して

少しだけ身体に弾力を持たせつつ

攻撃に逆らわずに

力の方向に

打撃を受けた部分を中心に

その流れに乗っていくことで

相手の打撃を吸収して流す。

(コンニャクの状態)

このコンニャクの状態を

出来るようになると

来るとわかっていて受ける攻撃は

ほぼノーダメージで

受け止めることが出来るようになります。

さらに力を吸収して

その力の流れをコントロールすることで

相手にそのまま

間髪入れずに打撃を

返していくこともできます。

また、この身体の使い方は

打撃を受けるときだけではなく

寝技をする時や

相手に柔術技を掛けるときにも役立ちます。

攻防の刹那に

この使い方を常にするのは

難しすぎますが、

知っていると使える場面も出てきます。

使える引き出しは

多いに越したことはありません。

上達してくると

その引き出しを

整理していく時期は来ますが、

今は出来るだけ

多くの引き出しを持つようにしてください。

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