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tanimura

12/9 天理練成会の練習


練習内容

子供の部

柔軟体操→受け身→手解き→合気捕り→

手鏡→木の葉返し→四方投げ→

ミット練習→ディフェンス練習でした。

大人の部

柔軟体操→受け身→手解き→合気捕り→

手鏡→四方投げ→ミット練習→

パリング→スパーリングでした。

今回の子供の部の練習では

H君が

かなり集中力を欠いた状態に

なてしまっていました。

調子のよいときは

元気よく練習していますが、

今回は少し調子が悪かったようです。

合気捕りの練習中ぐらいに

少しお話をしました。

二人で向かい合って

15分くらいお話をしたと思います。

お話が始まって最初のうちは

少し不貞腐れたような感じに

なっていましたが

色々話をして、

なぜ今、

自分が注意されているのかを理解しだすと

神妙な顔で話を聞いてくれました。

大人と違い子供は

話が納得できていないときに

わかったような表情を作って

ごまかすようなことはあまりしないので、

全部とは言いませんが、

こちらが伝えたいことは

何となくでも理解してくれたのだと思います。

その後の練習は

かなり気合が入って

ミット練習では

自然と声が出るぐらいの気迫で

練習していました。

平城の練習でも同じなのですが

基本的に私は

子供を怒って指導する気はあまりありません。

出来るだけ怒らないようにしています。

人に怪我をさせてしまいそうなときや

他の人の練習を邪魔するような時にだけ

怒るようにしています。

武道の練習なので

親御さんは怒って欲しいと言って

預けに来られる方もおられますが

子供からすれば

大人の、

ましてや武道を教えているような人の圧力は

大人が想像するより遥かに大きな圧力を

感じると思います。

子供に圧力をかけて

言う事を聞かせるような教育をすると

その子供も圧力をかけて

人を支配する方法を

学んでしまうような気がします。

人と人との関係は

そんなものではあって欲しくありません。

言葉で子供に通じなければ

こちらの言い分が

間違っているのかもしれません。

見ていると

もどかしいところがあるかもしれませんが、

これからも悩みながら

子供達とかかわっていきたいと思います。

よろしくお願いします。

大人の部は最初のうちは

Nさんにお任せしてミット練習から

見させてもらいました。

蹴りの時の注意点も

たくさんありますが、

今回の練習では

Hさんは頭の位置だけ注意していれば

かなり良い蹴りが蹴れていました。

身体の軸をしっかり作り安定して

身体を操作するためには

足の上に頭があることが大切です。

頭の位置が足の上からずれて

前や後ろに行き過ぎてしまうと

バランスが崩れてしまいます。

頭は自分で思っているよりも

かなり重たいもので

その重たいものが

背骨という棒の先端に乗っかっています。

棒の先端に重たいものが着いていると

その根元はテコの原理で

かなりの負荷がかかってきます。

ですから頭の少しのずれは

身体の大きなずれに繋がるので

頭の位置を特に注意してください。

Nさんは

自分で思っているよりも

動けるようになっています。

リラックスしてください!

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